#95コラム|「幼児教育が人生に与える影響」という記事を読んで思った事

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「幼児教育が人生に与える影響」という記事を読んだところ、大変興味深い事が書いてあった。


<サマリ>
1.幼児教育は「IQスコアの向上」に長期的な効果をもたらすわけではない
2.幼児教育は、さまざまな「非認知的」能力、例えば自制心や粘り強さ、気概などの特性を伸ばすのに効果がある

結論。早い年齢から介入を行なう場合は、幼児教育はわれわれの知能を賢くすることはないかもしれない(知能には遺伝の影響が大きい)が、われわれをより良い人間にするし、それはより重要なことなのだ。

 

もちろん、幼児教育でどういった事を教えるのか?といった教育内容によって変わるのだとは思うけど、幼児教育は「IQスコアの向上」よりも「非認知的能力」を伸ばす効果が大きいという事はいえるのだろう。

記事でも触れられているが、僕も実社会においては「IQスコア」よりも「非認知的能力」の方が人として重要だと思う。

 

僕は前から、「子どものIQを伸ばす」とか「天才児を作る」みたいなモノには全く興味がない。

 

それは、なんかすごい人工的な気がする。

頭が良いにこした事はないんだろうけど、小さいうちから妙に大人っぽい話し方で常に論理的に話をされてもね。と思う。

僕は小学校受験も中学校受験も経験しているけど、小さいうちから塾に沢山通ったりしてる子って、生意気で可愛げの無い子が多い気がする。

どっか冷めた目で社会や周りの大人を見てたり、大した経験もないくせに知識はそこらの大人よりあるから口ばかり達者になったり、とにかくプライドがめちゃくちゃ高かったり。

もちろん中には、そうでは無い子もいるかもしれないけど、僕自身はそういう子どもだったと思う。

 

そもそも、大抵の親は出産前に神社でお参りしてる時「元気が子が生まれますように」ぐらいしか願ってないし、それで元気な子が生まれたんだから「それで十分じゃない?」と思う。

それを、「やれ天才児にしよう」とか「IQ300を目指そう」とかって、何か違うよね?と思う。

 

同じような理由で、お受験塾も抵抗がある。

僕の時代でも、お受験用の塾ではサイコロの展開図を教えてたし、今もお受験用の問題って、塾に通ってないと絶対にわからないような問題ばかり。

本当に小さいうちから受験対策としての勉強をする事に、僕はあまり意味を見いだせない。

もちろん、大多数の親は「どうしてもいれたい学校(例えば、一度入れば大学までエスカレーターで行ける、とか)があって、塾に通わせているだけだと思うけど」

そもそも、本人の努力以外の要素が大きく関わってくる(親の職業や学歴、収入)っていう時点で、受験結果に対しての納得感が持てない。

 

僕自身は、習い事は親の余裕がある範囲(時間的にも経済的にも)で、子どもが好きな事をさせてあげたいと思ってる。もちろん、習い事に行かせないっていう選択もありだと思う。

ちなみに、家の場合は上の子(4歳)が週1回ダンス教室に通ってる。これは、いくつか理由があるけど、一番の理由は彼が踊る事が好きだったから。

もちろん、踊る事が好きだったとしても教室で習うという事は、保育園とまた違った環境で自分だけでコミュニケーションをとらなければいけないし、上手に出来なくて悔しかったりして、楽しい事ばかりじゃ無いと思う。

現に、何回かは踊れない自分に苛立って教室から飛び出しちゃったし。

でも、それでいいんだと思う。

そうやって、自制心や粘り強さといった人として生きるのに必要な事を学んでいくんだと思う。

ま、親としても子どもをお受験教室に通わせるより、ダンス教室に通わせて、子どもの踊っている姿に 萠ー となる方が楽しいしね (笑)

 

 

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