8/19(金)のTV東京「たけしのニッポンのミカタ!」のVTRに家族で出演しました。
撮影自体は、7月末に2日間に渡って行われカメラ自体は4時間くらいまわっていたと思います。
番組の内容は、番組HPや川添パパがまとめているのでそちらを見て頂くとして、放送内容と一部事実が異なる部分がありましたので、そちらについて書きたいと思います。
番組HP:2011年8月19日:キャッチコピーであなたも得をする!?
川添パパの記事:これは使える!「あなたもキャッチコピーで得をする」をまとめてみた。
※少し細かい事もありますが、事実と違う事は確かなので全て書きたいと思います。
前提
<撮影期間>
撮影は、平日1日と休日1日の2日間に渡って行われました。
<平日の撮影内容> ※時系列に合わせています
①僕が駅から自宅まで帰宅する様子
②子ども達を保育園へお迎えに行く様子
<休日の撮影内容>
③子ども達とプールで遊ぶ様子
④僕が昼ご飯を作る様子
⑤みんなでご飯を食べる様子
⑥友達との食事会にみんなで出かける様子
事実と違う点
<朝の散歩?>
(誤)朝7時から子どもを連れて散歩している
(正)朝7時に起きてはいるが、散歩はしていない。おもちゃで遊んだり、iPadで遊んだりしている。
この場面で使われていた映像は、休日の⑥友達との食事会にみんなで出かける様子です。
散歩?の直ぐ後に食事のシーンが挟まれていましたが、これは休日の⑤みんなでご飯を食べる様子です。平日の朝慌ただしい時間帯に、こんなキチンと食事を作ったり出来ないです (^_^;A 普段は、パンとヨーグルト、バナナを食べるくらいです。
また、朝ご飯?の直ぐ後に差し込まれていた子どもと僕が歩いているシーンは②子ども達を保育園へお迎えに行く様子であって、朝保育園へ送りに行く様子ではありません。当たり前ですが、こんな短パンみたいなラフな格好で出社は出来ません(笑)
<平日も夕食を作っている?>
(誤)平日も毎日パパがご飯を作っている
(正)平日は毎日奥さんがご飯を作っている。
このシーンで使われていたのは、休日の④僕が昼ご飯を作る様子です。平日は、奥さんが夕食の仕度をしている間に僕が子ども達を保育園にお迎えに行くという分担になっています。休日も僕がいつもご飯を作っている訳ではなく、僕が作るのは1食くらいです。
<育児に専念出来るのはキャッチコピーの力?>
(誤)イクメンという言葉だけで、上司や同僚・部下に自分がどういう人間なのかを分かってもらえる
(正)言葉だけでは決してわかってもらえない
当たり前の話ですが、「僕はイクメンなので残業しないで、みんなより早く帰ります。」といって、周囲の理解が得られる訳がありません。
まず、会社の制度を活用して時短勤務をしているという前提があります。また、時短勤務を取得する際に、上司からのサポートもありました。
これは、時短勤務を取得する前に周りとの信頼関係を十分に構築していたためだと思います。実際問題として、実績や経験を何年か積んでいないと周囲の理解を得る事は中々難しいと思います。
<キャッチコピーイクメンの星で何が変わった?>
(誤)奥さんが面倒だと思った事を全てパパが気付かない内にやってくれる
(正)家事は、気付いた方が自主的にやるが、自然に緩い役割分担は出来ている。例えば、夕食後は食器の後片付けは奥さんがやる事が多く、その間僕が洗濯物を畳んで、お風呂を沸かしている事が多い。
奥さんが面倒だと思っている事を全て僕に押し付けているのではないか?という風に解釈されている方がいましたが、そんな事はありません。奥さんがコメントしていた内容はあくまで日常の1カットです。
例えば、子どもを寝かし付ける時に2人共寝てしまう時があります。そんな時、僕が夜中に目が覚めたら洗濯物を干しています。(我が家はお風呂後に洗濯するので、子どもを寝かし付けてる間に洗濯機がまわっています)逆に、奥さんが夜中に目が覚めた時は奥さんが洗濯物を干してくれます。
<キャッチコピーで多くの喜びを得た?>
(誤)イクメンというキャッチコピーのおかげで多くの喜びを得た
(正)育児時短勤務を取得して、保育園のお迎えの時間にいつも帰れるようになったおかげで多くの喜びを得た
育児時短勤務を取得する前の僕の生活は、平日は毎日終電もしくはタクシー帰り、休日出勤もたまにしていました。そんな生活でも別に不幸だった訳ではありません。ただ、家族全員、特に奥さんには負担がかかっていた事は事実です。もう耐えられないという所まできて、上司に相談した結果、勧められたのが育児時短勤務でした。そのおかげで日常の生活に無理が無くなり「みんなで一緒に夕食を食べる」「子どもと一緒にお風呂に入る」といった喜びを得る事が出来ました。
すごい長文になってしまいました (^_^;A
こうやって文章に起こすと放送内容と事実に結構乖離がある事がわかります。もちろん、僕たちの事を日頃から知っている人は大丈夫だと思うのですが、初めてこの番組を見て僕たちの事を知った人は、「イクメンっていって、奥さんに使われてるダケじゃん」とか色々事実と違う印象を受けてしまったかもしれません。
できうるならば、番組を見た人全員に本記事を見て頂けるといいなと思います。(実名出ちゃってますからね。。)
P.S 優木まおみさんから「こういう旦那さんと結婚したいな♡」というコメントがついたのは嬉しかったです(≧∀≦)
コメント
こんにちは。事実と異なる放送は残念でしたね。自分が同じような立場だったら、感情的になってしまうと思いますが、越智さんは誰のことも責めずに、淡々と事実のみを書いていて、とても誠実だと思いました。(だまって何も言わないよりもずっと誠実だと思います。)これからもうりとん兄弟くんや越智ファミリーを応援しています☆
初めてコメントさせていただきます、義妹のまゆです。>もちろん、僕たちの事を日頃から知っている人は大丈夫だと思うのですが私は義妹ですが思い切り勘違いして受け取っちゃってました。(姉様ごめん)訂正が姉様のためでもあるのなら義妹として嬉しいです。姉様には誠実で素敵な旦那様がいるという感想には変わりはありません。取材元には取材先のことをもっと考えてもらいたいなと思いました。訂正記事を打ったさとしさんは、誠実。では。