今秋イクメン企業アワードが開催されます。
先日、田村厚労相が発表していたので、既にご存知の方もいるかしれませんね。
男性の育児参加促進企業表彰する「イクメン企業アワード」創設へ(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
今回が初となるイクメン企業アワード。
イクメンプロジェクト推進チームメンバーということで、僕も検討に関わっています。
<イクメン企業アワードの目的>
働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備を推進するため、男性の育児参加を積極
的に促進しつつ、業務改善を図る企業を表彰します。
表彰企業の取組内容はホームページ等で掲載し、他企業のロールモデルとして普及させていくことにより、企業
における働き方を改革し、育児と仕事の両立を推進します。
ほぼ全ての企業は日常的に業務改善を行っていると思います。
しかし、「男性の育児参加を促進する」というところまで視野にいれての取り組みは、まだ少ないと思います。
業務改善のテーマは、色々あると思いますが多くはコスト削減を目的とした「業務の標準化・効率化」の取り組みでしょう。
「男性の育児参加を促進する」というと、残業時間を無くすということを真っ先に考えてしまいますが、企業の取り組み事例を見てみるとそれ以外にも色々な取り組み方があるようです。
<取組例>
- 短時間勤務制度の活用を推進した結果、会議時間の短縮により残業時間が減少し、男性従業員が子どもと一緒に夕飯を食べて、お風呂に入れる時間に帰宅することができるようになった。
- パパママランチ会や専用SNSを設けて、育児と仕事の両立のためのコツなどを情報提供したところ、男性従業員は、業務の効率化を図って、子どものお弁当作りや学校行事への参加などの育児を積極的に行うようになった。
- 子どもの看護休暇の取得推進のため、夫婦共働きで育児を行う男性従業員が子どもの急な発熱による保育園のお迎えに対応できるような、事例や対処法などを盛り込んだハンドブックを作成・周知したところ、業務に支障を来すことなく男性従業員が対応することができるようになった。
今回のイクメン企業アワードを契機に、様々な取り組み事例が寄せられ、それらの取り組み事例が各企業間でも共有されていくと
「男性の育児参加を促進する」取り組みが一気に広まるかもしれませんね。
ちなみに、応募期間は平成25年7月16日(月)~平成25年9月6日(金)です。
応募書類は、現在準備中とのことです。
イクメンアワード|イクメンプロジェクト
イクメン企業アワード