イクメンプロジェクト推進チームのメンバーになり、この前会議に参加してきました。
会議の模様は、他記事で語るとして今回は会議でも話題になった「イクメンの定義」について、考えてみたいと思います。
イクメンという言葉自体は、認知度が96.6%あり言葉としては大分浸透しているようです。
一方、外イクメンやダメイクメンといった、ネガティブなイメージも出てきています。
ということで、まずは最近のイクメンに関するニュース記事を探してみました。
ブームに待った!もう一度”イクメン”を考える
2013/4/17に放送されたNHK あさイチでは「ブームに待った!もう一度”イクメン”を考える」と題して、流行語から3年たった今、あらためて「イクメン」とは何かを考える。という特集をしていたようです。(残念ながら放送は見ていないです)
この中で、「イクメンもどき」「やりすぎイクメン」といったケースが紹介されていたので、以下引用させて頂きます。
イクメンもどき座談会
うちの夫は「イクメンもどき」だという主婦4人に集まっていただき、座談会を開催。
4つのうちの夫は「イクメンもどき」だという主婦4人に集まっていただき、座談会を開催。
4つの特徴が出ました。
- 人前ではイクメンぶりをアピールする。
- 自分の遊びに子どもをつきあわせる。あくまで自分本位。
- 料理はするが片づけはしない。
- 風呂から出ても子どもはほったらかし。
イクメンもどき
ふだん家の中では育児に関することはほとんどしないのに、外に出て人目があるところに行くと急に子どもをあやしたり、育児をしているようなそぶりを見せる夫のこと。番組では、幼稚園の卒園式の日にママさんたちに、自分をイクメンとアピールするという夫とその家族を取材しました。
やりすぎイクメン
イクメンではあるが、何事もとにかく時間がかかったり、こだわりすぎたりする傾向にあるのが「やりすぎイクメン」。取材したのは、2時間30分かけて「ベビーフレンチ」を作り、午後3時にようやくお昼ご飯にありつけたという父子。妻からは、ふだんの子どもの生活リズムがズレてしまうので困るという不満が聞かれました。
(引用元)ブームに待った!もう一度“イクメン”を考える |NHK あさイチ
うーん、主婦の皆様の不満が伝わってきます。
①の人は、FacebookなどのSNS上でのイクメンパパアピールというのも含まれるのかもしれないですね。(そういうことが巷で言われるようになってから、僕のFacebookへの投稿も減った気がします。イクメンアピールと思われるのが嫌なので)
②は、どうなんでしょう。パパの遊びに子どもを付きあわせてみるというのは、取っ掛かりとしてはアリな気もします。もちろん、子どもが全く興味を持たないのに突き合わすのもどうかと思いますが。
③はあるでしょうね。「料理をしてキッチンを散らかして、後片付けもしないんだったらやらない方がまし!」という事でしょうか。
④は、「お風呂に子どもを入れるのはいいけど、その前後もちゃんとやってよ!」という事ですよね。
ママたちの意見をまとめると、「育児のいいところだけとって全部を面倒見ていない」「結局、ママのサポートなしには育児ができていない」
そんな状態でイクメン風を吹かすな!って、ことですね。
まぁ、しょうがないですよね。パパたちは今まで、育児・家事やってなかったんだから。はじめは形からでも、そのうち中身も伴うはず!と長い目で見て欲しいです。(もちろん、ママたちも未経験の状態からスタートしているのですが。。)僕自身、はじめは洗濯機の使い方から、洗濯物の干し方・畳み方までなっていませんでしたが、妻が辛抱強く見守ってくれていたおかげで、今では大分スムーズに家事が出来るようになりました。育児も同様です。
一方で、男性が育児をしていると「イクメンだね」と褒められるが、女性が育児をしても当たり前。全く褒められる事がなく、電車内で子どもが泣こうものなら白い目で見られる。こういった世の中の雰囲気は変えていく必要があると思っています。イクメンが増えていくことで、そういった世の中の雰囲気も変えていくことが出来るのでは?そう考えています。
そんな僕が考える、イクメンの定義(仮)はコレです。
「育児に主体的に取り組み、家族と社会を笑顔にするお父さん」
やはり、「保育園の送り迎えをしているか」「お風呂に一緒に入っているか」「おむつをかえているか」といった杓子定規的な質問から導き出されるイクメン像は少し違うかなと。
男性が育児に主体的に取り組む。その結果として、家族と社会に笑顔が増える。そうでないと、意味が無いかなと。
まずはこれを叩き台にして、より深く考えていきたいと考えています。
コメント
自己満足だね
まずは自己満足からかもしれませんね。