#324|子どもの残酷さと生命の尊さ

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今日、こんな事がありました。

我が家の周りには古くて大きい家や寺があるためか、マンション内でカエルが出ます。

大体、4匹くらいが生息しているようです。

カエルといってもアマガエルみたいな可愛いのではなくて、大きいヒキガエルです。

他にも、ヤモリが何匹かいるみたいで何回か見かける事がありました。

カエル博士のうりたんは、カエルはもちろん大好きですが、ヤモリも大好きです。

見つけると喜んで、捕まえようとします。

今日、サッカーの練習から帰ってきたうりたんが僕に言いました。

「ヤモリを踏んづけた」、と

一緒に見に行くと、ヤモリが死んでいました。

ヤモリを見つけたうりたんは「エイッ!」とヤモリの尻尾を捕まえたらしいです。

そして、驚いたヤモリに指を噛まれたそうです。

痛くてついカッとなったうりたんは、ヤモリを踏んづけてしまったそうです。

「ヤモリ君、可哀想だね」と、僕が言うと

「でも、指を噛んだんだよ」と、言い返してきました。

「うりたんが捕まえようとしなかったら、ヤモリ君は噛まなかったんじゃないの?」と、聞くと黙っていました

「ヤモリ君、可哀想だよね」と、僕が言うとうりたんは泣いてました。

その後、泣きじゃくるうりたんと一緒にヤモリを埋めました。

そして、30分くらいうりたんは凹んだ様子で階段に座っていました。

子どもは大人が嫌がる事の多い虫や生き物も、別け隔てなく触ったりかわいがったりします。

でも、時として気まぐれだったり、その時の感情で虫や生き物を殺してしまう事もあります。

今日のような経験を何回か繰り返す事で、自分なりに生命について考え成長していくんでしょうね。

うりたんに生命の大切さを教えてくれたヤモリ君のご冥福をお祈り致します。

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